ルール詳細

競技の進め方や得点、車体について詳しく説明します

概要

ミッション

地球温暖化で水温上昇!どじょうを救って帰還せよ!

コースについて

コース仕様

  • コースのサイズは縦横3.6mです。
  • コースは左右対象につくられています。コースの左側が「左コース」、右側が「右コース」です。
  • コースは手前から水草エリア、中間地点、温暖化エリアの3つチェックポイントがあります。
  • 「水草エリア」がスタートとゴールです。
  • コースは図のように黒地に左右が白ラインで囲まれた道です。(白ラインの幅は10cmです。) です。
  • コースの外にはどじょうを脅かす危険生物が障害物として設置されます。(障害物の設置場所は大会当日発表されます。)
  • 温暖化エリアには左コースと右コースにそれぞれ「どじょう」が3つずつ置かれています。
  • 温暖化エリアの中央部には左コースと右コースを分ける「ブロック」があります。ブロックの大きさは長さ80cm、幅8.9cm、高さ5cmです。なお会場の都合により若干大きさが変更される場合がありますので、大会当日に確認してください。

どじょうについて

  • どじょうは、直径4cmのピンポンボールにマジックテープ(メス)で加工したものです。
  • どじょうは、リトライするとスタート時の場所に戻ります。
  • ロボットがどじょうを落としてしまった場合、走行中は動かせません。ただし、対戦相手が動かしてしまった場合など、戻す必要があると審判長が判断した場合は審判員が戻します。

激レアどじょうについて

  • 激レアどじょうは、直径4cmのピンポンボールにマジックテープ(メス)で加工したものです。
  • 決勝戦のみ、温暖化エリアを隔てるブロックには「激レアどじょう」が20cm間隔で3つ配置されます。
  • 激レアどじょうは、競技中に場所が動いてしまった場合も元の位置には戻しません。リトライをしても位置は戻しません。
  • 激レアどじょうがロボットについた状態でリトライした場合、審判によって激レアどじょうは回収され、コース上に復活しません。

得点について

得点内容 点数
水草エリアを出た (ロボット全体) 1
中間地点を超えた(ロボット全体) 1
温暖化エリアに入った (片道ゴール) 1
温暖化エリアに氷を置いた
※温暖化エリアに入ったのち
※送り込んだ後に氷がエリアから転がり出てもOK
※氷はロボットに「載せた状態」で運ぶこと
1
水草エリアに戻った (ロボット全体) 2
スタートしたコース上のどじょうを水草エリアに持ち帰った
※1個あたり
※最大3点まで
1
歩行型ロボットボーナス
ゴール状態になったら
5
[決勝戦のみ]相手より先にゴール状態になった
※ゴール状態とは水草エリアに戻ったのちに「フィニッシュ」と宣言したこと
1
[決勝戦のみ]激レアどじょうを水草エリアに持ち帰った
※1個あたり
※最大3点まで
1

試合の進め方

基本ルール

  • 試合時間は3分です。
  • ロボットの走行を開始した後は、「リトライ」と言うまでロボットを触らないでください。
  • 得点内容に記載のミッションをクリアするごとに、ポイントが獲得できます。

スタート時

  • 氷をイメージする白いボールを乗せたロボットを水草エリアのコース上に置いてください。
  • 審判長のスタートの合図とともに試合が開始されます。
  • 審判長のスタートの合図後にロボットの電源を入れて、ロボットの走行を開始してください。

プレイヤー宣言

試合中はプレイヤーは手をあげて以下の言葉を宣言することができます

「リトライ」

  • ロボットを水草エリアに戻して再スタートすることができます。
  • ロボットがどこにいても宣言することができます。
  • それまでに獲得したポイントはすべてリセットされます。
  • 「どじょう」はコース上の元の位置に戻されます。
  • 水草エリアまで持ち帰った「どじょう」もコース上の元の位置に戻されます。
  • 「激レアどじょう」はリトライ時点の配置のままです。
  • 水草エリアまで持ち帰った「激レアどじょう」はコースから取り除かれ、リトライ以降は獲得することができません。
  • 以下の場合は、審判長の判断によって「リトライ」される場合があります。
    • 相手のコースにロボットが入ってしまった
    • ロボット同士がぶつかりあって動けなくなった

「フィニッシュ」

  • 試合時間終了前に走行を終えることができます。
  • ロボットがどこにいても宣言することができます。
  • それまでに獲得したポイントを貰うことが出来ます。
  • 「フィニッシュ」宣言後は「リトライ」することはできません。試合が終了するまで待機してください。
  • ロボットが温暖化エリアを折り返し、水草エリアに戻ってきた場合に「フィニッシュ」を宣言すると「ゴールタイム」を記録することができます。予選順位を決定する際、得点が同率の場合にゴールタイムが記録されている方が有利となります。

対戦形式

予選

  • 予選では1人あたり左コースと右コースを1回ずつ、合計2回走行します。
  • 走行するときは、自分のコースの反対側を対戦相手が走行します。
  • 対戦相手は大会当日ランダムに決定します。
  • 予選順位は以下のようにして決定します。
    • 2回の走行の合計得点が多い方から順に1位、2位、...と順位を決定します。
    • 合計得点が同じ場合は、ベストタイム(2試合で記録されたゴールタイムの中で速いほうのタイム)が速い方が上位となります。
    • 合計得点もベストタイムも同じ場合は、じゃんけんで勝った方が上位となります。
  • 予選順位の上位2チームが決勝戦に進出します。

決勝戦

  • 予選順位の上位2チームで、左コースと右コースを1回ずつ、合計2回走行します。
  • 決勝戦の結果は以下のようにして決定します。
    • 2回の走行の合計得点が多い方が優勝となります。
    • 合計得点が同じ場合は、ベストタイム(2試合で記録されたゴールタイムの中で速いほうのタイム)が速い方が優勝となります。
    • 合計得点もベストタイムも同じ場合は、じゃんけんで勝った方が優勝となります。

使用ロボットについて

サイズ制限

  • ロボットの大きさは、ロボット変形前の状態で縦25cm×横25cm×高さ25cm以内に収めてください。
    大会当日は車検を行います。
  • ロボットは、試合スタート後に変形させても構いません。変形時のサイズ規則は以下になります。
    • 試合スタート後に、プログラムによって自動で腕を伸ばすなどロボットが自動変形する場合は、サイズが規則を越えるのはかまいません。
    • 試合スタート後、ロボットの電源を入れる前に手動で腕を伸ばすなどロボットに触れて変形させる場合は、ロボット変形後のサイズも規則内に収めてください。
  • 左右コースに合わせたロボットの部品交換は自由です。なお、部品交換後は再度車検を行います。

動作制限

  • 自律動作型ロボットで参加してください。遠隔または有線によるコントロールは禁止です。
  • 左右コースにそれぞれに合わせたプログラムの入れ替えは自由です。入れ替える場合は自身が走行する次の試合までの待ち時間に入れ替えてください。なお、開会式後は試走できません。
  • 液体、火気の使用は禁止です。
  • 対戦相手をじゃまするような動きの場合は、審判長に止められる場合があります。

使用する道具

  • 温暖化エリアへ運ぶ氷を模したボールは、ご自身で用意してください。
    • 転がりをおさえるようにしてください。タミヤインセクト付属のボールを使う場合は中に粒を入れるのがお勧めです。
  • 温暖化エリアにあるどじょうをロボットにくっつけるためにはマジックテープ(オス)を活用してください。
  • 講習会で作成したロボットに自身でセンサーやモジュール、パーツなどを追加しても構いません。試走会などのイベントで余りのパーツを持ち帰ったり、必要な部品を購入しても構いません。

デザイン要件

  • どじょうすくい風にデコレーションして下さい。
  • ロボットの外観は「デザイン賞」の審査対象となります。
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